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婦人会三重・桑名支部の舞踊団

韓国の開天芸術祭で最優秀賞



最優秀賞を受けた婦人会
三重・桑名支部の創作群舞
「扇の舞」の一場面

 【三重】9日まで慶尚南道晋州市で開かれていた第50回開天芸術祭の一般の部・創作群舞で婦人会三重・桑名支部(李和子会長)の舞踊教室で学ぶオモニたちが最優秀賞に輝いた。

 婦人会のオモニら7人は創作群舞「扇の舞」で最優秀賞、伝統群舞「サルプリ」で優秀賞を受賞、初挑戦で栄誉を手にした。

 同芸術祭は今年で50回を数え、晋州文化芸術財団が主催する韓国でも伝統ある舞踊祭典。小・中・高・大学と一般の部に分かれて創作舞踊や伝統舞踊の技を競う大会で、百八の演技が紹介された。一般の部は20のプログラムで競われた。

 桑名支部の舞踊教室は、90年に開始した。講師には釜山市漢星女子短大を卒業し、釜山市立舞踊団の団員として活動した李仁淑先生を迎え、毎週土曜日に支部会館で練習を続けてきた。この間、4日市祭り、桑名国際交流の集いをはじめ小・中学校や老人ホームでの慰問公演など多彩な活動を続けてきた。

 今回最優秀賞と優秀賞の栄誉に輝いたのは李和子会長はじめ金権伊さん、洪昭子さん、李閏子さん、金秋子さん、二瓶清子さん、平田昌子さんの7人。二瓶さんと平田さんは、オモニたちと一緒に舞踊を学んでいる桑名高校の先生。

 李会長は、最初は他のチームの発表を見ながら足がすくんだと言うが、「最後は度胸がすわりました。こんなすばらしい結果になって大満足」と喜びを表し、指導に当たってきた李先生も最優秀賞受賞を喜んでいる。

(2000.10.25 民団新聞)



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