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民団・総連両トップが握手

初の対面、笑顔で応じる



固い握手を交わす金宰淑
民団中央本部団長(右)
と徐萬述・総連中央第一副議長(左)

 民団中央本部の金宰淑団長と朝鮮総連(総連)中央本部の徐萬述第一副議長の固い握手に会場の約600人から大きな拍手が送られた。24日夜、東京で開かれた財団法人朝鮮奨学会創立100周年記念のレセプション会場の出来事で、両組織の実質トップが、祖国の南北首脳会談から約5カ月遅れで、初めて対面し、笑顔で応じた。

 金団長はあいさつを通して「南北首脳会談の影響は、半世紀以上にわたり対立してきた民団と総連の和合と交流事業の本格的な取り組みに現れている。中央本部は協議機構の設置に合意をみており、民団は虚心坦懐に取り組む」と語り、徐第一副議長のあいさつが終わるや、歩み寄って握手を求めた。フィナーレで両代表は壇上で肩を並べ、「われらの願いは統一」を高らかに歌った。

(2000.11.29 民団新聞)



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