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韓国青年会が全国幹部研修

「本名・国籍」等で語り合う



 【愛知】全国の青年会幹部を対象にした幹部研修会が11月17日から19日まで、愛知県韓国人会館で全国地方県本部の幹部80余人が参加して開かれた。

 研修会では、今年度から実施する一世の聞き取り調査「歴史を伝える運動」の中間報告として、モデル地区(神奈川・京都・福岡)活動状況と次年度の全国展開への展望が報告された。

 その他には、鄭夢周民団中央本部副事務総長から「青年会の歴史」の講演や、全体円形会議として、日本国籍取得者・国際結婚増加によって、韓国籍の青年が減少しつつある状況の中で、青年会の役割りと在日同胞社会のあり方をふまえての次世代への展望や、和合事業、祖国統一に対しての取り組みなどを参加者全体で論議した。

 また、幹部訓練として本名や国籍に対して討論を行い、参加者からは14時間の長い研修にもかかわらず、次世代に対して「民族」を伝えていくために、出自を明らかにする・できる地域の社会づくり・制度づくりを目指した活動や、次世代に相応する組織づくりなど、今後の活動に対して積極的な提案がなされた。

(2000.11.22 民団新聞)



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