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福岡国際マラソンで2位に 食い込み復活ぶりを示した李鳳柱 |
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2時間9分4秒
世界選手権へ自信取り戻す
【福岡】第54回福岡国際マラソン選手権大会で韓国の李鳳柱(30・サムスン電子)が力走、2時間9分4秒で二位に食い込み、復活ぶりを示した。
メダルが期待されたシドニー五輪では転倒して24位という不本意な成績に終わった。
「このままでは終われない」と、4年前に優勝した今大会で復活をかけてきた。李は優勝こそ逃したものの、シドニー五輪金メダリストで昨年の優勝者、アベラ(エチオピア)を逆転し堂々の2位。
シドニーでの不運を払拭し、来年の世界陸上選手権制覇に向けて自信を完全に取り戻した。
25q地点まで日本の藤田、アベラ、歴代四位記録(2時間6分33秒)の保有者タイス(南アフリカ共和国)とともに先頭集団に加わっていた。しかし、29q過ぎで先頭集団から脱落したが、その後も得意の粘り腰でペースを維持。ゴールがある競技場内外でアベラ、ベハルを抜き返し、2位に食い込んだ。
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作戦転換が成功…五輪の悔しさ晴らす
◆李鳳柱の話
優勝を逃し韓国記録も更新できなかったが、失望はしていない。レース中盤に先頭集団から抜け出せなかったことが惜しまれる。
ただ、35キロすぎで先頭の藤田が見えなくなったので、2位確保の戦略に切り替えたことが成功した。
福岡は韓国と時差がないので、いい走りが出来た。シドニー五輪で金メダルだったアベラを上回り、悔しさを晴らすことができてうれしい。来年の世界選手権に向け、さらにコンディションを上げたい。
(2000.12.06 民団新聞)
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