民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
民団と総連、忘年会などで交流



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滋賀、継続した連絡を約束

 【滋賀】民団滋賀県本部(安相鳳団長)と朝鮮総連滋賀県本部(高元允委員長)による「南北共同宣言を支持、歓迎する集い」が3日、双方から代表者計50人が出席して大津市内のホテルで開かれた。

 安団長は「一堂に会することができて感無量。南北分断に今こそ終止符を打つ時。この感慨を忘れることなく、民族の誇りと住みよい社会を、21世紀へバトンタッチしよう」とあいさつ。

 正面に「韓半島旗」が掲げられる中、安団長と高委員長は▽平和的な祖国統一に向けて在日として努力する▽同胞として協調して民族文化を継承する▽双方の連絡を緊密にする―など5項目からなる協議書に調印した。歓談会でも親睦を深めた。また、今後交流の手始めとして、花見など可能なことから一緒に開催することを検討した。


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東神でも合同で忘年会

 【兵庫】民団東神戸支部(河政淳団長)と総連東神戸支部(玄華胤委員長)合同の忘年会が3日、神戸市内の神仙閣で約240人が参加して開かれた。

 両支部は9月の敬老会を合同で開くなど、6月以来活発な交流を行っており、先月20日には、身体障害者や高齢者の年金問題などについての合同研修会も開いた。

 河支団長は「楽しく幸せな日々がおくれるよう、生活面で可能なことから手をとりあい、助けあっていこう」と述べたのに対し、玄委員長も「両支部の距離は、百メートルも離れていないのに、道で会ってもあいさつ程度のつきあいしかできなかった。今ではどうでしょう。もう感慨無量の一言です」と喜んだ。

 参加者は歌や踊り、ビンゴゲームなど楽しい1日を過ごした。


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秋田はゴルフ大会で交流深める

 【秋田】南北共同宣言を支持する秋田同胞のゴルフ大会がこのほど、椿台カントリーで民団秋田県本部(朴昌洙団長)と総連秋田県本部(柳栄夏委員長)の同胞ら50余人が参加して開かれた。

 大会後の交流会で朴団長は「秋田同胞の歴史に残る一日になった」と述べ、柳委員長も「在日の地位向上のために力を合わせよう」と強調した。

 今年10月に双方幹部6人ずつが交流について話し合った際、政治的にならないゴルフ大会を開催することで合意していた。


◇◆オモニたちも「南北交流」◆◇

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大分、合同慰安旅行を約束

 【大分】各地方で民団と総連との交流が相次ぐ中、大分県の婦人会県本部(金永子会長)と女性同盟県本部(全福子委員長)の役員らが相互の忘年会に出席して交流を深めた。

 11月28日に大分市内で開かれた女性同盟の忘年会には婦人会の金会長ら8人が出席、また3日に別府市内で開かれた婦人会の忘年会には全委員長ら11人が出席し、オモニの立場から交流を重ねることを確認しあった。双方とも、今後は慰安旅行、新年会などを合同で開催していくことで合意した。


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山口でもオモニ忘年会開催

 【山口】山口県の婦人会下関支部(申君子会長)と女性同盟下関支部(尹英淑委員長)でも11月22日、下関市内の会場で双方250人が参加して「ワンコリア下関女性の忘年会」を開いた。

 会場は、鮮やかな韓服姿で踊るオモニらで埋められた。

(2000.12.06 民団新聞)



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