民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー



◆パゴダ公園をリニューアル

 1919年3月1日、独立宣言文が朗読されたゆかりの地であるソウル市鍾路区鍾路2街のタッコル公園(旧パコダ公園)が来年8月15日に新しい姿に生まれ変わる。ソウル市は同公園再整備事業について、来年2月までに設計を確定し、ただちに工事にとりかかると発表した。

 21世紀初の光復節である2001年8月15日にはリニューアルした公園に生まれ変わる。


◆障害者のファッションショー

 障害者らが自分らのリハビリ意志を込めたファッションショーが12月1日、ソウル市城北区役所内で開かれた。このイベントは障害者らに対する住民たちの偏見をなくすとともに、関心を持ってもらうために城北精神健康増進センター会員と住民が共同開催したもの。ファッションショーは正装、カジュアル、ウエディングの3部で構成された。


◆江南に「無公害交通手段」導入

 ソウル市はこのほど江南と汝矣島の5地域に導入計画の新交通手段に関連し、来年11月、江南地域から着工する予定であることを発表した。

 ソウル市は公害のない先端短距離交通手段として、路面電車、リニアモーターカー、ケーブルカーなどを検討している。どれを採用するかは来年5月に決定する。


◆忠南の農漁村、成人病が深刻

 忠清南道農漁村地域住民の3人に一人が高血圧であるなど、農漁村地域でも高血圧、糖尿病など、成人病が深刻であることが現れた。

 これは乙支大学病院が1996年から今年9月までの5年間、忠南道内の農漁村民9260人を対象に実施した農漁村無料健康診断を土台に調査分析した結果。検診を受けた農漁民中、高血圧に病んでいる人は96年は男子21・8%、女子20・5%だったが、今年は男子29・7%、女子35・2%に急増している。


◆「統一国道」の建設推進

 江原道の原州地方国土管理庁が隣接地域の江原道鉄原郡、揚口郡、高城郡など三地域内に南北をつなぐ「統一国道」の建設を推進している。

 江原道の「統一国道」建設計画区間は△国道7号線、高城郡杆城邑〜ソンヒョンジン間の26・5q(4車線)△国道31号線、揚口郡〜斗武里間の8・5q(2車線)△国道5号線、鉄原郡金化邑マヒョン〜生昌間の5・6q(2車線)などの4カ所。


◆キムチ漬けボランティア

 キムジャン(キムチ漬け)シーズン真っ盛りの中、京畿道内の地方自治体と社会団体等が恵まれない隣人のための「キムチ漬けボランティア」が相次いでいる。

 廣州郡五浦面では「セマウル婦人会」など社会団体と共に五浦面一帯で収穫した白菜3600株のキムチ漬けをし、家長が未成年者の生活保護対象者など292世帯にプレゼントした。

 烏山市セマウル婦人会で、自家栽培した白菜2000株をキムチ漬けし、不遇者や軍隊に伝達した。また平沢市婦人会で会員らが集めた基金で購入した白菜470をキムチ漬けし、恵まれない隣人47世帯に贈った。このほか、城南市の各区でも婦人団体が大量の白菜や大根のキムチ漬けをし、施設などに寄贈している。

(2000.12.06 民団新聞)



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