民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
サッカーの韓日代表戦

今世紀最後の対決はドロー



トリッキーなドリブルを見せ
先制ゴールを決めた安貞桓

 サッカーの韓国代表と日本代表による今世紀最後の国際Aマッチ、キリンビバレッジ2000(20日・東京国立競技場)は1−1で引き分けた。

 韓国は14分、FW安貞桓(24・ペルージャ)が李敏成のパスを胸で受け、体を反転させながら右にドリブル。トリッキーな動きで日本の守備陣を抜き、最後は左隅にゴールを決め先制した。

 しかし26分、DF金相植が退場という審判の不可解な判定によって数的劣性に立たされた。同点に追いつかれたものの、厳しい守りと鋭い攻めで、数的不利を全く感じさせず、1−1で引き分けた。

 朴恒緒監督代行は「10人での戦いだったが、内容が良かったので満足している」と笑顔。スタンドから観戦したヒディンク監督も「良い結果だった」と満足げだった。鄭夢準大韓サッカー協会会長も「退場者が出なければ、もっと良い試合ができたと思う」と話した。

(2000.12.21 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ