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「統一の願い」こめて21世紀迎える

奈良の民団と総連がカウントダウン・イベント



 【奈良】21世紀の幕開けを祝おうと12月31日未明から元旦にかけて奈良公園で開かれるカウントダウン・イベント「冬の燈花会(とうかえ)」に奈良の民団県本部(金吉龍団長)と総連県本部(朴勉委員長)が出演、舞踊公演とともに関係者が「ウリエソゥオン」を合唱する。

 韓国・慶州市と姉妹結縁を結んでいる奈良市の大川靖則市長が両団体に依頼し、双方協議の上で快く出演を受けた。

 燈花会は昨年初めて実施し、市民の好評を得た。今年は市民や初もうで客の手で、新世紀への願いを込めた一万本のロウソクがともされる。

 奈良公園・春日野園地の特設ステージで、韓国側からは芸能集団「男寺党」が、総連側からは大阪朝鮮歌舞団が出演する。最後に出演者、両団体関係者で「ウリエソゥオン」を合唱する。

 金団長は「南北統一の願いを広く日本の市民にアピールしたい」と述べ、朴委員長も「新世紀の幕開けに同じステージに立つのは大きな意義がある」と話している。

 両同胞組織が共演する春日野園地では午後6時から受付し、先着4000人にロウソクを点火してもらう。ステージは午後11時から開始。

(2000.12.21 民団新聞)



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