民団新聞 MINDAN
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参政権、通常国会で成立を

民団新年会で各政党代表がエール



地方選挙権付与法案の
通常国会成立を強くアピールした
民団中央本部の新年会

団員1000余人が実現誓う
韓日議員136人参加し祝辞

 21世紀の幕開けを祝うと同時に1月31日から開会される日本の通常国会での永住外国人地方選挙権付与法案の成立へ向けて民団中央本部の新年会が11日、東京のホテルニューオータニで開かれた。東京・首都圏の民団はじめ傘下団体の幹部、全国の民団幹部、民族金融機関、民族学校関係者ら1000余人が詰めかけた。

 韓日両国の国会議員、友好団体、米国の韓人会からも多数が駆けつけ、21世紀の韓日友好の増進と永住外国人への地方選挙権付与法案の早期実現、2002W杯韓日大会の成功に向けて祝辞を述べた。

 今年は自民(20人)はじめ公明(11人)、民主(14人)、自由(3人)、保守(3人)など各党から136人(代理出席84人)の日本国会議員が参席するなど、例年にない盛況を見せた。

 民団東京本部の夫昇培団長の開会辞に続き、民団中央本部の金宰淑団長は、「定住外国人の先駆者として外国籍住民に位置づけられると同時に韓日の架け橋の役割を果たしていくことが期待されている」と強調しながら、(1)在日同胞社会の和合と交流(2)1日も早い永住外国人への地方選挙権付与法案の成立(3)全同胞の力を結集した銀行の設立(4)2002W杯の成功―に向けて一丸となって前進しようと呼びかけた。また、崔相龍駐日大使が金大中大統領の新年辞を代読した。

 鳩山由紀夫・民主党代表、浜四津敏子・公明党代表代行、藤井裕久・自由党幹事長、三塚博・日韓協中央会会長は、ともに昨年末の臨時国会で継続審議扱いとなった永住外国人への地方選挙権付与法案に関連して、早急な実現へ全力を尽くすことを約束し、盛大な拍手を受けた。


■祝辞を述べた来賓

 【韓国側】金鍾泌韓日議連会長▽金守漢韓日親善協会中央会会長

 【日本側】伊藤宗一郎日韓議連会長(自民党)▽鳩山由紀夫・民主党代表▽浜四津敏子・公明党代表代行、元環境庁長官▽扇千景・保守党党首、国土交通大臣▽藤井裕久・自由党幹事長▽三塚博・日韓親善協会中央会会長、元大蔵大臣▽那須翔・JAWOC会長

(2001.01.17 民団新聞)



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