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世界13カ国の伝承遊び体感

韓国コーナーのユンノリが人気



人気を呼んだ韓国式
すごろくのユンノリ

「横浜人形の家」が企画

 【神奈川】横浜市が主管する博物館「横浜人形の家」が韓国、日本、フィリピン、ポーランド、ロシアなど世界13カ国の伝承遊戯を体感できるコーナーを設けた。「横浜人形の家」が今年初めて企画した「新春特別展」。2日から14日までの開催期間中、毎日、5、6カ国のインストラクターが日替わりで登場、来場者の指導にあたった。

 韓国コーナーは横浜市教育委員会の国際理解講師を務める金順玉さんが担当、ユンノリ、チェギチャギ、コンギ、ペンイなどを紹介した。なかでもユンノリは日本の双六に似ているためか来場者の関心を集めた。戸塚市からやってきた男性(47)は「シンプルながら頭を使う。先がよく分からない意外性がいい」と親子で夢中だった。

 会場内では世界の伝承玩具と手作り楽器五百点が展示された。このほか、紙相撲、竹とんぼ作り、ケン玉遊びなどの日替わりイベントも人気を集めていた。

 「横浜人形の家」で企画を担当する齋藤ひろしさんは「遊びを通じての異文化交流、小さい子の仲間づくりに役立つのではと企画した」と話している。

(2001.01.17 民団新聞)



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