韓日が共催するサッカーのワールドカップ(W杯)開催まで500日となった16日、韓国組織委(KOWOC)の鄭夢準・共同委員長がソウル市内で記者会見し、「競技場の工事進ちょく率は80%以上」と述べるなど、準備が順調に進んでいるとの認識を明らかにした。
鄭委員長はアジア初のW杯が韓国で開かれることについて「半世紀以上も対立してきた韓半島で、和解と平和の意思を確かめる契機となることを望む」と述べ、北韓との分散開催に関しては「今年末までなら可能だ。遅くない時期に北はこたえてくれるはずだ」と、実現に意欲をみせた。
また、大会の成功のカギは「韓日両国が成熟したパートナーの精神を土台に共催の趣旨を理解していくことだ」と語った。
(2001.01.24 民団新聞)
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