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2002W杯、日本語表記も「韓日」に

FIFAが両国に書簡



 韓国と日本が共催する2002年FIFAワールドカップ(W杯)の大会名称表記について、国際サッカー連盟(FIFA)が19日、韓日の両組織委員会に対しゼンルフィネン事務総長名の書簡を送り、日本語を含むあらゆる表記は「2002 FIFA World Cup Korea/Japan」の原則を守るべきで、これ以外の表記は認めないとの立場を伝えたことが明らかになった。韓国紙が報道した。

 表記をめぐっては、日本で販売する入場券申込書を「日本・韓国」としたいと希望する日本側に対し、原則を主張する韓国側との間で意見が対立していた。

 日本で2月から販売される入場券申込書の大会名称が「日本・韓国」と日本が先に表記される問題について、韓国組織委員会(KOWOC)の鄭夢準共同委員長が16日の記者会見で、「(韓国を先にした)公式名称の変更は、FIFAと韓日間の合意に反するとともに、根本的に共同開催精神を大きく損なう恐れがあると憂慮する」と述べ、日本の対応を批判、その上で鄭共同委員長は「万一、日本が決勝戦の開催を韓国に譲歩するというなら、大会名称の変更も十分考慮できる」と語り、条件付きで妥協できる考えを示した。

(2001.01.24 民団新聞)



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