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カールスバーグ杯PKでパラグアイ下す

サッカー韓国代表



パラグアイのディフェンダーをかわし
攻撃する高宗秀(22歳)

 昨年12月に就任したオランダ人のフース・ヒディンク新監督が就任2戦目で初勝利を飾った。

 サッカーの国際親善試合、カールスバーグ杯の3位決定戦が1月27日、香港スタジアムで行われ、韓国がパラグアイを1―1(前半0―0)の同点の末にPK戦を6―5で制した。

 ヒディンク監督の初采配だった24日のノルウェー戦では、2―3と逆転負けした。

 韓国はトップに金度勲、柳想鉄、中盤に高宗秀、朴智星、李栄杓、朴成培、守備に金奉映、李敏成、洪明甫、沈在源の4―4―2システムで臨んだ。

 立ち上がりの5分、9分、11分と、韓国は続けて決定的チャンスを作ったが、ゴールを逃した。

 しかし後半11分、金度勲―柳想鉄からつないだ縦パスを高宗秀がゴールキーパーを交わし先制ゴールを決めた。

 後半23分、相手の右からのクロスボールをDF・沈在源がヘディングミスし、同点とされた。指摘されてきた守備の不安がここでも現れた。ただ、攻撃陣の積極的な守備への加担が数多く見られ、新システムが徐々に浸透した様子をうかがわせた。

 カールスバーグ杯を終えた韓国は三十日、転地訓練のためオマーンに向かった。

(2001.01.31 民団新聞)



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