民団新聞 MINDAN
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民族の名節を共に祝おう

金剛学園でソルナル行事
朝鮮学校生を初招待



金剛学園の李大燦校長らに
新年の挨拶をする同学園児童たち

 【大阪】金剛学園(李大燦校長)が23日、同校に近隣の公立小2校と西大阪朝鮮初級学校(李英敏校長)から児童を招待、一緒になって名節「ソルナル(民俗の日)」を祝った。韓国の伝統的習慣と作法を体験することで「韓国の心」を学んでもらおうと、同学園が10年前から行っている行事。今回、初めて朝鮮学校生徒を招いた。

 この日は金剛学園小学校の児童153人全員が民族衣装で盛装。まず、屏風を背にして正座した李大燦校長と招待校3校の校長に新年を迎えた感謝のあいさつをした。これに対して李校長は「一日一つはいいことを探して実行してください。自分の気持ちがよくなります」と述べ、セベットンを手渡した。

 このあと、3校の招待校児童も加わり、全員でチェギチャギ(羽根蹴り)、タクチチギ(めんこ)、ペンイチギ(こま回し)、チャチギ(棒打ち)、ユンノリなどに興じた。ノルティギでは西大阪朝鮮初級学校と金剛のオリニが仲良く飛びあう光景も見られた。

 「民俗の日」行事は毎年、旧正の前の日に実施しており、梅南小学校と松之宮小学校から3年生児童が参加している。

(2001.01.31 民団新聞)



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