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韓国販売分は実質20%引き

W杯チケット申込み



韓国側のチケット販売ポスター

 韓国では「2002年FIFAワールドカップワールドカップ韓国/日本、その感動の現場に皆様を招待します」とのポスターが全国に貼られている。

 韓国ワールドカップ組織委(KOWOC)はFIFAが韓国に配分したワールドカップ入場券150万枚中、海外販売分などを除いた74万枚を4回に分けて国内販売する予定だ。

 15日から3月14日までの第1次販売で前売りされる入場券は全体の30%に当たる23万枚、9月1日から2カ月間までの第2次分が40%、第3次販売は30%で来年、上半期中に行われる。

 第3次販売でも入場券が購入できなかったサッカーファン用には少量だが来年6月、競技が開かれる当日券として販売する。KOWOCは「今回の第一次販売では、各カテゴリーの中でも最も良い位置の座席、一ドル当たり1000ウォンの為替レートを適用する特典が与えられる」とし、「現在1ドル当りの為替レート(1200ウォン)を勘案すれば事実上20%程度の割引となる」と説明している。

 KOWOCが今年1月初めに韓国ギャラップと共同で実施した世論調査によると、韓国国民4500万人中930万人が「必ずワールドカップを直接観戦したい」と回答しており、国内販売分の入場券がわずか74枚であることを勘案すれば途方もない競争率となり、まさに「プラチナチケット」となりそうだ。

 今回の入場券販売は正確には購入申請だけ受けつけるもので、実際に入場券が手に届くのはW杯開幕直前の来年5月で、1年以上待たなければならない。

 第1次販売分(約23枚)より申請者が多ければ抽選を通じて当選者にだけ販売する。

(2001.02.14 民団新聞)



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