 |
チケットの申込書
（左が韓国側、右が日本側） |
◆「ＴＳＴ」（チーム指定）ならセットで販売
2002年ワールドカップ（Ｗ杯）韓日大会のチケット第一次申し込みがいよいよ15日から韓日両国と世界で同時スタートする。
国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）も15日から4月30日まで、インターネットでチケット第一次販売申し込みを受け付ける。
日本国内販売では入手難が予想されるが、在日同胞など日本在住者は海外向け販売を通じて、韓国開催分のチケットを申し込める。
海外向けに一般販売される入場券は26枚。これには、ひいきチームの試合だけを観戦できる「チーム指定チケット」（ＴＳＴ）と、特定会場の試合（開幕戦、準決勝、決勝を除く）をすべて観戦できる「会場特定チケット」（ＶＳＴ）の2種類がある。
韓国代表の試合をすべて見たい場合は、韓国チームを対象とした「チーム指定チケット」を申し込めばよい。また、韓国での試合なら「会場指定入場券」への申し込みが可能だ。
今大会から初めて発売する「チーム指定チケット」の申し込みは、試合数にあわせて「ＴＳＴ３」（予選三試合分）から「ＴＳＴ７」（予選から決勝までの七試合）の五種類がある。
◆決勝戦までセットで11万5000円
一次リーグから決勝戦まで計7試合のＴＳＴ価格は、最も高い席で2448ドル（約28万7000円）、最も安い席で987ドル（約11万5000円）。
たとえば韓国の試合だけを見たいという人はこの「ＴＳＴ」チケットを申し込めばよく、予選リーグ3試合だけが見たいという人は「ＴＳＴ３」を申し込む。
今回販売するのは開催地限定チケット（ＶＳＴ）も含め、全世界で約26枚。
購入したチケットの国が予選突破できなかった場合は所定の手数料を支払えば払い戻しできる。ただ、勝ち残った場合に進むはずだった試合も観戦できる固定チケットと、それ以降の試合が払い戻しできるチケットの二種類が用意される。
また、開催地指定チケット（ＶＳＴ）は各開催地の試合を通しで購入する方法。たとえばソウルの試合だけを見たいと言う人はこのチケットを購入すればよい。ただし開幕戦、準決勝、決勝は除外される。
◆海外分は４月末まで受け付け
在日同胞を含む日本在住者は韓国開催地に限って購入が認められる。ただし、ＶＳＴとＴＳＴの重複申し込みはできない。
海外向け一次販売は、2月15日から4月30日まで申し込みを受け付け、5月15日に抽選を行う。申し込みは、Ｗ杯公式ホームページ（http://www.FIFAworldcup.com）などを通して行う。日本国内向け入場券との同時申し込みはできるが、重複当選はない。
（2001.02.14 民団新聞）
| 
