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5月、神奈川で共生の祭典開催へ

民団・総連など12団体参加



 【神奈川】外国籍者と日本人住民が同じ県民として理解しあい、尊重しあえる地域社会を創っていこうと、神奈川県は5月11日から3日間、横浜市内で多文化共生の祭典「あーすフェスタ2001」(同実行委員会主催)を開催する。

 主なものは「多文化共生社会」をテーマとした講演会・シンポジウム、民族楽器演奏・舞踊などのワークショップ、アジア各国の作品を紹介する映画祭、ワールドバザール、民族料理ショーなど盛りだくさん。

 「考える系イベント」では、かながわ自治体の国際政策研究会が2年間かけて実施した「外国籍住民生活実態調査」の結果を発表する。コーディネーターは立教大学の宮島喬教授。「スポーツイベント」では、韓国・朝鮮籍のほか日本、中国、ブラジル、ペルー、アルゼンチンによる「国別対抗のフットサル大会」が注目されそうだ。

 同フェスタは昨年初めて開催され、市民1万人でにぎわった。今年は実行委員会にNPO法人民団国際協力センター、総連神奈川県地方本部、横浜華僑総会のほかにもかながわベトナム親善協会クメールボランテイア協会などが加わるなど計12団体に増えた。

 実行委員会では現在、プログラムの広告協賛金(一口5万円)を募集中。連絡先は神奈川県県民部国際化内の同事務局。電話045(210)1111(内線3750)まで。

(2001.02.14 民団新聞)



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