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◆ソウルの人口8年連続減少

 IMF直後の1998年にソウルの車両数が1日平均137台ずつ減ったが99年には1日272台ずつ増加したことが明らかになった。また、ソウル市の人口が1000万人を割り込み、8年連続減少していることが明らかになった。

 ソウル市が11日に発刊した「ソウル統計年譜」によると99年末現在、ソウル市の人口は1032万1449人だったが、昨年末統計庁人口調査結果で989万1000人と1000万人台を割り込んだ。93年以後、継続して減少している。


◆大規模キムチタウン造成

 韓国の代表食、キムチの味を継承・発展させ産業・観光資源化するために教育と経済・文化・観光機能を網羅した大規模「キムチタウン」が光州市に造成される。光州市南区が4万1000坪の敷地に560億ウォン余りを投入する事業計画で2003年に完成予定。

 「キムチタウン」にはキムチ博物館とキムチ研究所、生産館、食べ物文化館、ショッピング館をはじめ、観光客が直接キムチを作ることができる体験コーナーも設置する。

 特にキムチ研究所とキムチ生産館では製造から流通までキムチと関連した多様な技術を研究・開発する一方、大量生産を通じて国際競争力を強化する方針だ。


◆済州ケーブルカー事業推進

 済州道は12日、漢拏山ケーブルカー設置のための漢拏山国立公園計画変更を環境部に提出した。

 賛成50・2%(反対38・4%)というケーブルカー設置についての道民の意見を尊重したもの。

 知事は「国立公園保護方案で自然調和的なケーブルカーの必要性を考慮した上で、30年にわたったケーブルカー設置に対する論争を終えんさせるという意味も含まれた」と説明した。


◆第2城山大橋にメイン塔

 ソウル市麻浦区上岩洞と永登浦区楊平洞をつなぐ「第2城山大橋」に漢江の橋の中で最も高い125メートルのメインタワーが建てられる。

 ソウル市は城山大橋南側900メートル地点に建設予定の第2城山大橋のデザイン公募で選定したもの。

 国宝第2号の石塔をイメージしたもので、ワールドカップ競技場の直線上に位置する。2006年に完工予定だ。

 第2城山大橋は往復8車線で全長2・9q。上岩洞一帯の新都市開発と仁川国際新空港へのアクセス整備の一環として推進されている。

(2001.02.14 民団新聞)



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