民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
文芸座・13日から10作品上映

国際交流基金では広範な角度で考察



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ニュー・コリアン・シネマ・ウィーク

 韓国映画10作品を上映する「ニュー・コリアン・シネマ・ウィーク」が13日から26日まで、東京・東池袋の新文芸座で開催される。昨年12月に開館した同劇場では客の要望に加え、映画界全体で勢いづいている韓国映画を初めて紹介する。

 13〜14日=ソウル・ガーディアンズ、女校怪談、15〜18日=シュリ、カル、19〜21日=ペパーミント・キャンディー、グリーンフィッシュ、22〜23日=301・302、モーテルカクタス、24〜26日=芸術館の隣の動物園、8月のクリスマス。

 今年公開される新作映画の予告編大会として、ユリョン、LIES/嘘、アタック・ザ・ガス・ステーション、JSA共同警備区域の四作品も紹介する。

 一般1300円(前売り1100円)、学生1200円(同1000円)、シニア・身障者900円、3回券3000円ほか。

 問い合わせは、新文芸座(03―3971―9422)まで。


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2001年韓国映画プロジェクトT

 国際交流基金アジアセンター主催の「2001年韓国映画プロジェクトT」が15日から20日まで、東京・赤坂の国際交流基金フォーラムで開催する。

 第一部では、古典名作の「春香伝」と国民映画と題し、ほかの映画を比較上映しながら、韓国人にとって「春香伝」とは何か、国民映画とは何かについて考察する。

 第二部では怪奇幻想映画と近代化の諸問題と題し、急速に近代化する社会の歪みや、民衆の深層心理をどう映画に反映させているかを検証する。

 16日の午後8時からレセプション、17日に朱真淑氏(韓国・中央大学教授)と四方田犬彦氏(映画評論家)、18日に金素榮氏(韓国国立芸術大学教授)と四方田氏の対談も行われる。対談は入場無料。

 前売り券は、チケットぴあ店頭にて14日まで発売(チケットぴあ電話予約は、11日で終了)。会期中は、各日初回上映の1時間前より、会場のみで当日券を販売)。

 問い合わせは、同プロジェクト事務局‥ぴあ映画事業部(03―3265―1425)。会期中は同センター(03―5562―3892)。

(2001.03.07 民団新聞)



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