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奨学事業賛助者に感謝牌

韓国教育財団、31氏・団体に



感謝牌を手に喜びの寄付者ら

 在日韓国人学生への奨学金支給事業や韓国語能力試験などを行っている財団法人韓国教育財団(徐東湖理事長)は、これまで30年近くにわたって基金造成に寄与してきた在日同胞にあらためて感謝牌を贈った。

 対象となったのはこれまでに200万円以上の寄付実績がある個人31人と駐日韓国企業2社、および民団中央本部、同大阪府本部、東京王仁ライオンズクラブ、愛知商銀の四団体(機関)。

 7日、都内のホテルで行われた授与式には対象者のなかから個人9人と2団体の代表が出席した。席上、徐理事長は「地味な活動だが営々と続けてきた先輩に敬意を表したい」と述べ、出席者一人ひとりに感謝牌を手渡した。民団中央本部からは鄭幸男副団長が出席した。また、これまで6300万円の寄付実績を積み重ねてきた李根植前理事長に対しては、功労牌が贈られた。

 同財団の前身は1963年に設立された在日韓国人教育後援会。1973年に日本文部省(現在の文部科学省)から特定公益推進法人としての認可を受けて寄付金が非課税になってからは在日同胞からの寄付に拍車がかかるようになった。2000年12月現在の基本財政は14億3116万円となっている。

(2001.03.14 民団新聞)



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