民団新聞 MINDAN
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群馬の市民サークル

韓国語の学び広げ10年



10周年を祝う会であいさつする櫻井会長

会員年々増加、71人に

 【群馬】韓国語学習者の国際交流団体「群馬ハングル愛好会」(櫻井正明会長)が発足から10周年を迎えた。同会は85年から続いていた県民有志の自主サークル「韓国語学習会」を基礎に91年3月、「ハングル愛好会」として発足。初心者から会話のできるレベルまで36人が週2回、高崎市中央公民館を会場に勉強を始めた。

 その後、94年に「入門講座」を設けてから会員数は40人に。現在は「入門1」「同2」「初級」「会話」の四教室を毎週1回ずつ開いており、会員数は71人と過去最多。高崎市内だけでなく前橋、伊勢崎市からも通ってくる。講師は朴惠蘭さんをはじめとして3人が担当している。

 同会は韓国への研修旅行、料理教室開催など韓国文化の理解にも熱心。韓国からの訪日研修団にはホームスティの便宜も図ってきた。また、民団群馬県本部(兪賛植団長)とも密に交流を続けている。

 24日には高崎サンパレスで「10周年を祝う会」を開き、前NHKハングル講座講師の兼若逸之さん(東京女子大学教授)が「キムチとチョッカラク」と題して講演した。

(2001.03.28 民団新聞)



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