民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
同胞の“学舎”が開講

福岡コリアンアカデミー



 【福岡】講座制民族大学・福岡コリアンアカデミーが24日、福岡商銀本店ホールで開講した。

 開講式には福岡県本・支部幹部、婦人会幹部を中心に80余人が臨んだ。民団福岡県本部の姜泰守団長は「7年ぶりの開講だが、日々変化する在日韓国人社会を取り巻く環境や明日の同胞社会について共に学びましょう」と強調した。講座制民族大学運営委員長・金宰淑中央団長の「在日同胞社会の各分野で20世紀を如何に生き、何を築いたのか!そして新世紀に継承すべきことは何か!20世紀の遺産と新世紀の視点を共に見つめて行きましょう」とのあいさつを鄭夢周事務副総長が代読した。

 最初の講座は「地球化時代の在日同胞民族教育」と題して、姜永祐中本部議長が約2時間にわたって講演した。姜議長は「民族教育事業は、在日同胞社会でもっとも重要視されている課題。民族的なものを良しとし、尊いものとして考えていく人を育てること」と定義し、自身の長年携わってきた民族教師としての体験を語った。

(2001.03.28 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ