 | 署名を終え、田中長官と
握手を交わす李警察庁長（左） |
李茂永警察庁長をはじめとする韓国の警察関係者一行７人は３月29日、東京・霞が関の警察庁で田中節夫警察庁長官らと2002年サッカーワールドカップ（Ｗ杯）の警備対策などについて協議、両国が緊密に協力していくことで一致した。
この日、両国警察トップはフーリガン、対テロ、国際ＮＧＯの動向などについて情報交換した。また、麻薬、紙幣偽造などの国際犯罪には国際刑事警察機構を通じて共同で対処していくことで合意、「韓日警察業務協力に関する協議記録」に署名、交換した。
韓国警察はすでに中国公安部（96年11月）、ロシア内務部（2000年９月）とも同様の覚書を交換している。なお、日本が外国の警察と交流協力関係を結ぶのは韓国が初めて。
李長官一行は３月30日午後、特別養護老人ホーム「故郷の家・神戸」を慰問、お年寄り一人ひとりに記念品を手渡した。
（2001.04.04 民団新聞）
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