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愛知県が職員採用で国籍条項撤廃

全職種で2002年採用分から実施



 【愛知】愛知県(神田真秋知事)は2001年度に実施する県職員の採用試験(2002年度採用)から国籍要件が残されていた一般行政職など35職種すべてについて要件を撤廃すると正式発表した。都道府県で全職種の国籍要件を撤廃するのは高知、沖縄、大阪、ジ賀、鳥取に次いで6番目。

 愛知県によると、他の5府県と同様に採用後は本庁の課長・室長以上の職や地方機関の長など「県行政の企画、立案及び決定に参画する職」への昇任は制限される。また県警の採用は従来通り日本国籍保有者のみとしている。

 愛知県は1975年度採用から知事部局関係の107職種のうち医療従事者10職種で国籍要件を撤廃して以来、専門職などから順次撤廃してきた。97年度採用までに保母、通訳など72職種のほか、公立学校教諭についても93年度から条件付きで門戸を開放してきた。

(2001.04.04 民団新聞)



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