 | | 修了証を受け取る女性受講生 |
【福岡】在日同胞の民族社会教育を推進するために、今年３月に開講した講座制民族大学・コリアン・アカデミー福岡教室の修了式が９日、福岡商銀本店会議室で開かれ、30人が修了証を受け取った。
福岡での開催は２度目で、今回は今年３月から月２回の合計８回開講してきた。
民族教育、文化活動、地方参政権、古典文学、法的地位、歴史、国籍、朝鮮通信使などで、それぞれの分野に造詣が深い講師が多角的な視点で講義を開いてきた。
民団福岡県本部の姜泰守団長は修了式に当たって「第２期も盛況のうちに修了しました。ここで学んだ幅広い知識を生かして地域で頑張ってほしい」と修了生を激励し、一人ひとりに修了証を手渡した。８回の講座すべてを受講した11人に皆勤賞が贈られた。
また、民団中央本部からかけつけた具文浩副団長が「本講座が新たな民族性を芽生えさせ、地域住民として日本市民との相互理解を深める契機となって欲しい」とする民族大学運営委員長の金宰淑民団中央本部団長の式辞を代読した。
（2001.06.13 民団新聞）
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