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婦人会全国研修会スタート

420人、関東皮切りに



「オモニたちの学びの場」がスタート。
女性の役割などを学んだ
関東地協の研修会(6/7)

 【栃木】在日同胞女性としての資質向上と各地域の交流を図る婦人会中央本部(夫順末会長)が主催する全国研修会が7日、関東地協を皮切りに開幕した。

 鬼怒川温泉で開かれた関東地協の研修会には420余人が参加した。

 崔相龍駐日大使、鄭光謨韓国消費者連盟会長、松原六郎福井医科大学医学部非常勤講師を講師に迎え、韓日情勢や女性指導者としての役割、健康管理などの講義に熱心に耳を傾けた。

 特に崔大使は、在日同胞の仮称・平和銀行の構想について触れ、「世界中に在外同胞が中心となった銀行はない。歴史上初めての銀行であり、必ずできると確信している」と強調し、婦人会の協力を呼びかけた。

 また中央本部と各地方本部との意思疎通を広げるために行われた本部役員との交流会でも、老人ホーム慰問、朝鮮女性同盟との交流などで意見交換した。

 夫会長は、21世紀の女性の役割を学んでほしいと会員に呼びかけた。

 同研修会は7月12日まで関東、中北、近畿、九州、中・四国、東北の各地協に分かれて実施される。特に参加者が多い近畿は2回に分散して開催される。最終的には全国で2000人の婦人会員が研修に参加する。

(2001.06.13 民団新聞)



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