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在日同胞の紹介も
英語の勉強がてら韓国の文化、歴史も知ることのできる高校生向けサイドリーダー『ＫＯＲＥＡ アンニヨン・コリア』（Ｂ５版、オールカラー32ページ）＝写真＝が東京の三友社出版から刊行された。
取り上げたテーマは映画「シュリ」に食べ物、サッカーといった身近な話題ばかり。過去の歴史にもさらりと触れるなどポイントをしっかりと押さえた構成。いわば「英語版・高校生のための韓国案内」となっている。
全13章立て。写真とイラストをふんだんに使って韓国に対する明るいイメージを発信しているのが特徴。過去の歴史でも柳寛順の生涯を漫画に描くことで親しみやすくしている。第11章「在日コリアン」では、在日同胞の特殊な歴史的背景と、現状を紹介した。
著者の一人、西沢俊幸さんは長野県松本蟻蟻崎高校の英語教諭だが、韓国語の授業も担当している。生徒らの韓国への関心の高まりを受けて、英語教師、室井美雅子さん（長野県須坂高校勤務）と執筆にあたった。
三友社出版では「来年のワールドカップは一つのタイミング。これから多くの学校現場での採用を目指していきたい」と話している。
550円＋税。問い合わせは電話（03）3946ー0285へ。
（2001.06.27 民団新聞）
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