民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
京都韓学問題も論議

在日韓学連が総会



 【愛知】在日韓国人学校連合会(孫性祖会長)の今年度定期総会が6月29日、愛知韓国学園(権泰殷理事長、尹大辰校長)主管のもとで開かれた。駐日大使館の徐在會首席教育官、民団中央本部の金宰淑団長、民団愛知県本部の崔東佑団長、鄭煥麒同学園名誉理事長はじめ各校理事長、校長ら約20人が参加した。

 各学校の現況報告のあと、現在もなお新理事長就任の見通しは立たっていない京都韓学の問題が話し合われた。李虎雄京都韓学校長は財政問題に関して、民団や本国のサポートが必要などと協力要請した。金団長は「民族学校の灯を消してはならないのは誰しもが同じ思い」としながらも「改めて民族教育推進の意義を地元京都の方々と、今一度真剣に論議してほしい」と問題提起した。また、徐教育官も「今までの経営方針の問題点や財政難に陥った原因追求を」と指摘した。

 告知事項として、ソウルの中央大学が在日双方の特別入学者6人を受け入れること、来年度に東京韓学の50周年記念事業を実施することなどが報告された。

 連合会の今年度活動方針としては、(1)民族教育振興の広報活動活発化(2)各校間の連帯強化(3)財政基盤の拡大―などを決めた。

 なお、金剛学園の朴勝完前理事長が亡くなったことが報告され、全員で黙とうが捧げられた。

(2001.07.04 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ