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埼玉、「輝くウリ会館」

念願の新会館完成



竣工した民団埼玉本部の新会館

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埼玉同胞の血と汗の結晶

 【埼玉】民団埼玉県本部(馬秉楽団長)の新会館竣工式が3日、さいたま市常盤の新会館で韓日の来賓はじめ団員ら200余人が参加して開かれた。

 新築された会館前で民団埼玉県本部の白台欽前団長、金三植顧問、姜元善総領事、民団中央本部の金宰淑団長、鈴木宮夫埼玉県副知事がテープカットして竣工を祝った。

 祝宴でも馬団長の「新会館は、全民団同胞の血と汗の結晶。同胞の拠点となると同時に多民族間の友好交流に活用されることを期待する」とする祝辞を金昌富副団長が代読した。また金中央本部団長も「力を合わせて建設された会館が、在日同胞の拠り所となり、また韓日交流の場として活用されることを願う」と祝辞を述べた。


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団員らも立派な会館に目を細める

 新会館は、老朽化が進んだ旧会館を取り壊した跡地に建設された。敷地面積約286u、延べ床面積692・89uの鉄骨4階建て。1階は駐車場、2階が事務所、教育院、青年会、3階が会議室、商工会議所、婦人会事務所などとなっている。総工費は1億3000万円。

 駆けつけた団員らも、立派な新会館に目を細めていた。中央支部の朴寅圭さん(74)は「努力に報いるように使って欲しい」と述べ、婦人会顧問の李鍾玉さん(76)も「埼玉のシンボルです。若い人が集まり、活発に意見交換できる会館にして欲しい」と念願の会館建設を喜んだ。

(2001.07.04 民団新聞)



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