| ウリマルで熱心に 語りかける弁士(神奈川) |
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神奈川は10人が発表
【神奈川】「韓・日親善交流第3回神奈川県韓国語弁論大会」(財団法人神奈川韓国綜合教育院主催)が6月23日、神奈川韓国会館で開かれ、10人の発表者(在日同胞5人、日本人5人)が、それぞれ熱のこもったスピーチを行った。
最優秀賞には「浜辺で出会った韓国文字」との題目で「日韓両国は本当に近い隣の国になるように、共に韓国語に対する関心を高めるように努力しようではありませんか」と聴衆によびかけた山田拓士氏が選ばれた。
また、韓国語弁論大会後に同じ会場で、韓国教育財団奨学生に選ばれた神奈川県内の11人に対して、韓国教育財団から奨学金が授与された。
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大阪、17人が出場
【大阪】韓国大阪青年会議所(徐武弘会長)主催の第29回韓国語弁論大会が6月24日、大阪韓国人会館で開かれ、17人の韓日弁士が実力を競い合い、最優秀賞の外務部長官賞に「スッカラ(スプーン)」と題してスピーチした久木治男さん(会社員)が、また金静恵さんら五人が優秀賞に選ばれた。
韓国語を勉強しはじめて5年になるという久木さんは発音、表現力は申し分なく、特に弁論の中で「日本の食文化に欠けるのは、スプーンの使用であり、韓国のようにスプーンでどんぶりを食べられたらどれほどおいしいか」と強調、大きな拍手がわいた。
徐会長は「韓日間でより一層のコミュニケーションを図ることが、グローバル化への一歩となり、その意味から今回は韓国の食文化にスポットをあてた」とあいさつ。姜浩二(社)韓国青年会議所海外地区青年会議所会長や高敬弼韓国大阪JC特友会会長らから激励辞が送られた。来賓には康常益駐大阪副総領事、朝鮮奨学会の高桂煥理事長、白頭学院の姜駒錫校長らが参席した。
(2001.07.04 民団新聞)
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