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◆国税庁、大手3紙含む6社告発

 国税庁は6月29日、今年2月から140日に及んだ中央マスコミ23社に対する税務調査の結果を踏まえ、朝鮮日報、中央日報、東亜日報など、「ビッグスリー」全国紙にそれぞれ864億ウォン、850億ウォン、827億ウォンを追徴すると発表した。また、朝鮮、東亜、国民日報の3社に対しては、法人と社主を租税犯処罰法違反の疑いで検察に告発し、中央、韓国日報、大韓毎日申報の3社は法人および脱税当時の代表取締役など、一部の役員を告発した。


◆公職者の汚職度、韓国は42位

 「国際透明性機構(TI:本部ベルリン)」が27日発表した2001年度の国別汚職度指数で、韓国は10点満点中4.2点で、91カ国・地域中42位だった。順位が落ちるほど汚職度が進んでいることを示す。「最も清廉度が高い国」は9.9点を獲得したフィンランドで、デンマーク、ニュージーランドがその後に続いた。アジア圏では、シンガポール(4位)、香港(14位)、日本(21位)、台湾(27位)、マレーシア(36位)が韓国よりも高い順位を占めた。


◆出産休暇90日の育児休職制導入

 国会環境労働委は26日、出産休暇を現行の60日から90日に延長し、その費用を雇用保険で負担するという内容の母性保護法案を通過させた。なお、国際労働機関(ILO)は産休14週を勧告しており、ほとんどの先進国が12〜14週の産休を法律で定めている。

 財界が要求した生理休暇の廃止と女性界が要求している流産と死産休暇および胎児の検診休暇は、この日の合意から除外された。


◆新車の買い替えは5年毎に

 現代自動車が最近、新車の購入者など4000人を対象にして行った、乗用車に対する「消費者意識調査」によると、マイカー所有者は、平均して5年に一度の割合で車を買い替えている。買い換え周期は5年前に比べ、およそ1年4カ月伸びた。また、所得水準が高くなるにつれ、車両購入者全体のうち15%以上が、乗用車の追加購入者に。


◆最も好きなクラシックは「四季」

 韓国人が最も好きなクラシック音楽は、ビバルディの「四季」。KBS2テレビの映像クラシック音楽番組「クラシック・オディッセイ」が、放送50回を記念し、視聴者を対象に行った「私の最も好きなクラシック」アンケート調査の結果、「四季」が1位で、最も好きな作曲家はバッハであった。

 6月11日からKBSのホームページを通じて12日間行われたこの調査には約1000人が参加した。


◆在米留学生数、中・日・印に続き4位

 米国際教育研究所(IIE)が最近発表した統計によると、99〜2000年度に米国で修学中の韓国人留学生数は4万1000人で、中国(5万4466人)、日本(4万6872人)、インド(4万2337人)に続き4番目だった。米国で修学している外国人留学生は計51万4723人。

(2001.07.04 民団新聞)



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