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公務員採用の国籍条件

福井県丸岡町でも全廃



 【福井】福井県丸岡町は本年度職員採用試験から一般行政職を含む全職種について外国籍住民に門戸を開放することになり、国籍要件削除の募集要項を2日、発表した。

 同町議会では6月22日の最終日、民団福井県本部(金鎭煕団長)から出されていた国籍要件全廃を求めた陳情書を全会一致で採択していた。これを受けて林田町長も同日、来年度からの国籍要件完全撤廃を記者団に表明した。県内ではすでに武生と鯖江の2市が国籍要件の完全撤廃に踏み切っているが、町村レベルでは丸岡町が初めて。

 同本部では6月議会を前に、同様の陳情を丸岡町をはじめとする坂井郡6町会に提出していた。金団長は「これからも新年度採用試験からの国籍条項撤廃と、任用制限をなくすよう働きかけを強めていきたい」と述べた。

(2001.07.11 民団新聞)



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