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サムルノリ創始者の金徳洙氏

12年ぶり、横浜でワークショップ



チャンゴを演奏する金徳洙氏

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7/31から4日間、初・中級70人募集

 ケンガリ、チャンゴ、チン、プクの4つの伝統打楽器のアンサンブルを舞台芸術の域に昇華させた「サムルノリ」の創始者として有名な金徳洙氏によるサムルノリ・ワークショップが31日から神奈川・横浜の神奈川県韓国会館で開かれる。

 金氏は流浪の芸能集団・男寺党の末裔で、幼少から民族楽器を操り、80年に4人の青年でグループ「サムルノリ」を立ち上げた。爆発的な人気を得て、オリンピックなどの大舞台をはじめ世界各国で3600回以上の公演をこなしてきた。

 金氏によるワークショップは、12年前に長野・美麻村で開かれて以来のこと。今回は、金氏以外に弟子の4人も講師として参加し、きめの細かい指導を行う。民団神奈川のNPO民団国際協力センターとプラネットアーツが共催して開く。

 日程は31日から8月3日までの4日間。正午から午後4時までの初級クラスと午後6時から10時までの中級クラスとに分かれている。それぞれクラスに応じて、初心者にはサムルノリの基本から、演奏可能者にはより高度な技術までを学ぶことができる。

 募集人数と参加費用は、初級が40人・2万5000円、中級が30人・3万5000円となっている(移動費、宿泊費、食費は別途自己負担)。定員になり次第締め切る。楽器は自己所有のものを使用するか貸与も可能。その場で購入することもできる。

 申し込みは24日まで。問い合わせはプラネットアーツ(電話03―5428―3211)まで。

(2001.07.11 民団新聞)



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