【岐阜】岐阜県瑞浪市稲津町の私立麗澤瑞浪中学校（井上貞広校長、生徒126人）が「つくる会」主導で編集した歴史教科書を採用した問題で民団岐阜県本部は17日、同校を訪れ、採用の撤回を求める要請書を井上校長に手渡した。
席上、同本部の成耆政事務局長は「今後日本が国際社会に貢献していくためには過去の不幸を真摯に受け止め、自国中心主義を克服するためのすぐれた歴史感覚が必要」と述べ、「つくる会」歴史教科書の採用再検討を促した。
これに対して、井上校長は「民団の要望には真摯に受け止めたい」と答えたという。
（2001.07.25 民団新聞）
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