民団新聞 MINDAN
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「南北首脳会談を早期に」

サミット・G8首脳が宣言



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閣僚級対話再開も

 イタリアのジェノバで開かれた第27回主要国首脳会議(サミット)は22日、主要8カ国(G8)宣言を採択し、3日間の全日程を終え閉幕。8カ国首脳は、会議2日目の21日、韓半島とマケドニア情勢に関する声明(G8地域情勢首脳声明)を採択し発表した。韓半島情勢ついては、第2回南北首脳会談の早期開催と閣僚級の接触の再開に期待を表明した。同時に、北韓にミサイル発射凍結の継続などを求めた。

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「韓半島」部分

 韓半島における緊張の緩和、および永続的な平和の確立のための努力は奨励されるべきである。韓国の包容政策および、韓国と北韓の間の和解プロセスの継続への支持を改めて強調する。早期の第2回南北首脳会談の開催および閣僚級の接触の再開を期待する。

 韓半島エネルギー開発機構(KEDO)を含め、「合意された枠組み」の実施に対する支持を再確認する。北韓がすでに発表されているミサイル発射の凍結を実施すること、並びに地域における緊張緩和および、北韓の国際社会へのさらなる参画にとって必要不可欠である安全保障、不拡散、人道および人権の諸問題をめぐる国際的な懸念への建設的な対応を期待する。

(2001.07.25 民団新聞)



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