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大学奨学生を激励

朝鮮奨学会が関東地区で歓迎会



 2001年度の大学奨学生757人(105人の大学院生と652人の学部生)と高校奨学生1081人の採用を決定した財団法人朝鮮奨学会は14日、東京・信濃町の東医健保会館で、200余人の関東地区大学奨学生を集めて歓迎会行事=写真=を開いた。

 歓迎会の冒頭、「今年度の新規大学奨学生採用は大変厳しく、955人の応募者に対して344人(採用率36・0%)しか採用されなかった」と選考結果が報告された。また、韓国籍・朝鮮籍の在日学生以外に、韓国からの留学生が90余人採用されたことも明らかにされた。

 続いて韓国籍・高桂煥代表理事と朝鮮籍・李達国代表理事が歓迎と激励の挨拶を行った。

 奨学会事業、沿革、役職員の説明・紹介が行われた後、奨学生を代表して3人の学生が感謝の言葉と勉学に励む決意を表明した。

 昨年11月の財団創立100周年記念の「古代史シンポジウム」の実行委員をつとめた大塚初重先生(山梨県立考古博物館館長、明治大学名誉教授)が「古代史シンポジウムの意義と学術交流について」をテーマに講演した。

 大学奨学生の歓迎行事は大阪(20日)、名古屋(21日)、福岡(22日)でも開催される。

 ちなみに、今年度の奨学金支給総額は3億8920万円。

(2001.07.18 民団新聞)



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