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「統一列車」に市民の声援

神戸まつりで民団・総連合同パレード



韓半島旗を先頭にした統一行進団

【兵庫】民団兵庫県本部(具謨俊団長)と朝鮮総連兵庫県本部が20日、第31回神戸まつりのパレードに「ワンコリア統一行進団」として参加し、ひときわ脚光をあびた。

 午後5時からスタートしたパレード(フラワーロード、三宮中央通り)の26番目に出発。李甲出婦人会兵庫本部会長ら両本部の組織幹部らが「6・15共同宣言1周年記念ワンコリア統一行進団」と書かれた横断幕を持って先頭に立ち、白地に韓半島全体をブルーで染め抜いたおそろいのTシャツ姿で両本部関係者約80余人が行進した。

 神戸朝鮮高級学校のブラスバンド隊、婦人会員による踊りやサムルノリが続いた。全同胞の平和統一への思いを乗せた、南北を結ぶ鉄道「京義線」の機関車をデザインしたフロート“統一列車”に注目が集中し、沿道を埋め尽くした市民からは惜しみない拍手、声援がおくられた。

 李婦人会長は「平和統一を叫んで1年が過ぎた。この気持ちを忘れず、いろんな催しに合同参加ができることを願っている」と思いを語った。

 今回のパレードには「新世紀は統一の時代。共に手を取り合って頑張りたい」と昨年を上回るあわせて250人が参加した。

 去年に引き続き参加した朝鮮高級学校2年の朴慶弥さんは「合同でパレードに出ることができてとてもうれしい。昨年より盛り上がった」とまつりを満喫していた。

(2001.07.25 民団新聞)



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