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「教科書」「靖国参拝」

韓日外相会談、依然隔たり



 【ソウル】韓昇洙外交通商部長官は、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議参加中の7月25日、ハノイで日本の田中真紀子外相と会談し、日本の中学歴史教科書問題などを論議したが、両国の隔たりを埋めることはできなかった。

 韓長官は会談で、「未来を担っていく青少年が過去の歴史を知らなければ、両国の友好・協力関係に大きな障害になるので、歴史教科書歪曲は過去の問題ではなく未来の問題だ」とし、歴史教科書問題で日本側の誠意ある対応を改めて求めた。

 また、小泉純一郎首相が明言している8月15日の靖国神社参拝に再考を求め、靖国神社の戦没者名簿に載せられた韓国人犠牲者2万1000人の名簿削除を神社側に正式に伝え、結果を通報してくれるよう要請した。

(2001.08.01 民団新聞)



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