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「歴史教科書の修正を」

世界の同胞女性団体から賛同の署名



 婦人会中央本部(夫順末会長)は、韓国政府からの来年度中学歴史教科書の記述再修正要望を受け入れるよう求める「要望書」を世界23カ国在住韓民族女性指導者の総意として近く文部科学省に提出する。

 要望書は「自国中心主義で、アジアや韓国に対する史実歪曲だけでなく侵略戦争や植民地支配を正当化し、さらに他者に責任を転嫁するという問題の教科書の修正を拒否したことで韓日関係が暗礁に乗り上げたこと」を憂い、日本政府の積極的な対処を望む内容となっている。婦人会中央本部が原文を作成した。

 7月2日から4日までの3日間、ソウル市内で開かれた「世界韓民族女性ネッワーク」結成大会の席で採択され、大会に出席していた海外韓民族女性指導者23カ国78人と韓国国内の様々な女性団体リーダー141人が賛同の署名を寄せた。

(2001.08.01 民団新聞)



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