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新銀行との共存を再確認

韓信協が総会・再編で体質強化



新銀行との共存を確認した
韓信協の総会

 在日韓国人信用組合協会(韓信協・李鍾大会長)の第48回通常総会が8月21日、都内のホテルで開かれ、会員組合の地域別の再編を図り経営体質の強化を推進していくことを確認した。

 李会長は「韓信協の合併・普銀転換構想を断念したのは残念だが、来年4月からのペイオフへの対応として各組合の体質強化に努め、地域での貢献を果たしてほしい」と述べた。

 崔相龍駐日大使、民団中央本部の金宰淑団長、韓商連の洪采植会長の来賓祝辞では、それぞれ新銀行と信組との関係に触れ、特に金団長は、「新銀行は破綻信組の受け皿とともに既存信組の信用力を図りうる金融機関であるべき」とし、「新銀行とのネットワークの構築を図ってほしい」と正常信組と新銀行の共存共栄を強調した。

 また、2001年3月末での会員信組の預金高合計は約1兆4727億円のうち正常信組では約4432億円が示され、会員信組28、正常信組19(総会時点では会員信組26、正常信組18)などの報告が行われた。

 なお、総会には19人の役員・理事長が参席し、理事長交代による役員補充では鄭圭泰北東商銀新理事長を新たに理事に選出した。

(2001.08.29 民団新聞)



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