【兵庫】公安調査庁が外国人登録原票の写しを神戸市から取り寄せていた問題で、民団兵庫県本部（具謨俊団長）の金光男事務局長らは23日、神戸市役所を訪れ、原票の写しが事務的に外部に提出されたことに遺憾の意を表明した。
民団では「在日外国人の個人情報保護は無いに等しい」と訴え、今後個人情報保護と人権尊重の観点から、慎重な対処を強く望む、との要望書を提出した。
神戸市では、４月から６月に兵庫公安調査事務所から文書で依頼があり、５区役所が８人分の写しを交付している。京都、大阪、奈良の各市を含めると計159人に上る。
（2001.08.29 民団新聞）
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