民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
韓国語能力試験に2800人

受験者数、過去最高



3級試験に臨む受験者(東京韓学で)

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来年からセンター試験に韓国語導入
韓国語を学ぶ高校生が急増

 大韓民国教育部認定の第5回韓国語能力試験が16日を前後して、日本をはじめとする9カ国で一斉に実施された。このうち日本地域では志願者数が2894人と昨年より655人も上回り、過去最高となった。

 日本では昨年から試験会場を増設、札幌から沖縄まで全国に15の会場を設けている。なかでも1021人と全国で最も多くの志願者が集中したのが東京だった。試験会場の東京韓国学園では14の教室を開放、午前と午後の2回に分けて実施した。

 前回は2点差で惜しくも3級に合格できなかったという都内在住の25歳の男性は、雪辱を期しての再チャレンジ。一方で一昨年に1級、昨年は2級と順調にパス、今回は3級に挑むことになったという初老の男性は、比較的余裕の表情だった。

 教育部の委託を受けて日本で試験を担当している韓国教育財団は、志願者数の増加ぶりについて「来年からセンター試験に韓国語が導入されることで、韓国語を学ぼうという高校生が増えているようだ」と話している。


(2001.09.19 民団新聞)



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