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オリニJ、愛知で"同窓会"

保護者ネットワークづくりにも意欲



ユンノリを楽しむオリニたち

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「こんなに喜ぶ姿初めて」
オリニ・ジャンボリーの輪広がる

 【愛知】8月23日から27日まで京畿道で開催されたオリニ・ソウルジャンボリーから約1カ月。オリニや父母たちからも大きな評価を受ける中、民団愛知県本部(崔東佑団長)では23日、参加オリニと父母たちが集い、ジャンボリーの意義を確認し、将来的に父母のネットワークづくりを目指していく方向を確認した。

 名古屋韓国学校を会場に開かれたジャンボリーに参加した子どもたちと父母の集いには同本部21世紀委員会教育部の成功・部会長や姜裕正同本部事務局長らをはじめ父母、オリニ20余人らあわせて40余人が出席して開かれた。特に愛知から参加したオリニがほぼ全員顔を揃えるなど、関係者も驚きを隠せなかったようだ。

 ジャンボリーでできたオリニ同士のつながりを深め、同時に父母のネットワークを構築する絶好の機会として企画された。

 全員でジャンボリーのビデオを観賞したあと、ユンノリやジャンボリーのテーマソング「アプロ」と「故郷の春」を元気に歌った。また本国の学校訪問時に知り合った友達に手紙を書いた。

 参加したオリニたちが「楽しかった」「また行きたい」と口々に語るなどジャンボリーが印象深かった状況を示した。

 韓萬海さん(小6)「訪問したソウルの学校では、民族の一員として温かく歓迎してくれてくれたことが本当に嬉しかった」と、同世代のオリニとの交流の喜びを語った。また鄭知沙さん(小5)も「次から次と退屈することなく催しがあって良かった。友達もたくさんできたし」と期間中に同世代の友人ができたことを喜んだ。

 一方、父母も参加後のオリニたちの変わり様に驚いたようだ。名古屋市の金幸恵オモニは「娘が今まで親にべったりだったのがガラっと変わりびっくりした。言葉だけでなく民族を体で感じたんだと思う」と話し、来年もぜひ参加させたいと喜んだ。また「帰ってきて民団新聞を見た近所の同胞が、子どもたちが生き生きとした姿を見てビックリしていた」と周囲の同胞にも大きな反響を呼んでいる状況を伝えた。

 また豊橋市から来た朴承順オモニも「行く前は不安がっていた子どもが楽しかった、行ってよかったと連発し、こんなに喜ぶ子どもを見るのは初めて。民団中央はいい企画をしていただいた」と感謝を表していた。

 父母たちは、父母代表の韓基徳さんと姜局長を中心に反省会を開き、今後は子どもたちだけでなく親同士の交流も密にし、同胞の絆を深め、将来的には父母のネットワークにまで発展させていくことを確認し合った。

(2001.09.26 民団新聞)



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