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在日同胞100人がボランティア登録

W杯成功に意欲、関東で説明会



横浜で行われたボランティア説明会

 【神奈川】来年に迫ったサッカーのワールドカップでボランティアとして活動する民団組織関係者に対する説明会が9月19日、神奈川韓国会館で開かれた。

 同説明会は、ボランティアとしての仕事やW杯の全体的な動きを知り、スムーズに大会運営するためのもの。W杯在日韓国人後援会を通じてボランティア登録したのは、関東地区の民団はじめ同胞団体などに勤務する同胞が中心。中には民団支部の韓国語講座で学ぶ日本人主婦の姿もあった。神奈川で開かれた説明会には10代から60代までの50余人が参加した。また26日には民団中央本部で東京を中心とする50人が説明会に望む。

 日本側組織委員会(JAWOC)の担当者から、大会の概要、ボランティアの仕事と分担などの説明を受けた。

 民団中央本部の徐元附総ロ局長も駆けつけ「自らボランティアを申し出てくれて大変うれしい。成功に向けて頑張りましょう」と励ました。

 民団県央大和支部の韓震植支団長(51)は「内容はよく分かった。韓国と日本のために頑張りたい」と力を込めて語った。民団鶴見支部の韓国語講座で学ぶ小田弘美さんは夫婦でボランティア参加。「韓国語は自信ないけど、頑張ります」と同じ講座で学んでいる金井恵子さんと一緒に説明会に臨んだ。

 説明会は今後、分野ごとに分かれて継続して開かれる。

(2001.09.26 民団新聞)



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