民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
各地の祭りで韓国を紹介

パレードなどで民族色披露



神戸市内を行進する朝鮮通信使

■□
兵庫・朝鮮通信使を再現
民団と総連が合同パレード

 【兵庫】15日から神戸市兵庫区で開かれている「兵庫区歴史文化交流フェスティバル」の一環として23日、「朝鮮通信使行列」を再現した総勢350人(民団、総連各90人参加)の大行列が初めて神戸市を練り歩き、通信使が寄港した当時の栄華を再現した。

 行列はサムルノリ演奏や通信使の護衛隊、ワンコリアを象徴した韓半島旗などを先頭に、国書を載せて進んだ国書轎、通信使代表の正使一行と続いた。後方では婦人会兵庫本部(李甲出会長)のオモニたちや神戸朝鮮高級学校の踊りが加わり、パレードに色をそえた。蒋聖南東神女性同盟委員長は「民団の方々と一緒に出演できてうれしい。みんなが努力してひとつひとつ壁を崩し、民族統一を成し遂げなくては」と合同パレードを喜んだ。

 大行列は終着地点の文化交流広場で、民団西神戸支部の孫秀海顧問らが扮する正使が笠山神戸市長へ親書を手渡した。


■□
東淀川区民まつり
民団と総連が合同で出演

 【大阪】毎年恒例の東淀川区民まつりパレードが16日、民団東淀川支部(韓英一団長)と朝鮮総連東淀川支部(金龍元委員長)の合同参加(約120人)で開かれ、区役所前こぶし通りを埋めた約4万人の観客の目を楽しませた。

 民団と総連が合同チームで参加するのは、昨年9月に開かれた同区小松南商店街市民まつりに続いて2度目。「韓日共催ワールドカップを成功させよう」という横断幕を持った民団幹部を先頭に、婦人会同支部(朴貴礼会長)や総連のオモニらがチャンゴをたたき、韓半島旗の小旗をふりながら行進した。双方オモニたちのチャンゴ演奏は、合同練習がなかったにもかかわらず、力強いリズムが沿道に響きわたるや、ひときわ大きな拍手をあびた。

 韓団長は「民団が参加するのは今年で5回目。総連側が民団の呼びかけにこたえ一緒に行進できたことはうれしい」と合同参加を喜び、金委員長も「民族がひとつになり、互いを認め理解し合いながら地域住民としてまつりを盛り上げていけたらいい」と胸踊らせた。


■□
大阪で光州キムチフェア
市民10万人でにぎわう

 【大阪】北区の梅田スカイビル広場で21日から3日間開催された「2001韓国光州キムチフェア」(光州広域市主催)に昨年より多い約10万人が訪れ、すぐれた健康食品の本場キムチが人気を呼んだ。

 初日は高在維光州広域市長、兪炳宇駐大阪総領事、金昌植民団大阪本部団長、余玉善婦人会大阪本部会長ら300余人の来賓が招かれ、開会式およびキムチ試演会が開かれた。

 兪総領事は「くいだおれの町、そして在日が多く住むこの大阪で開かれることは意義深い。キムチを通じて韓日親善促進をより一層図ってほしい」と語った。

 会場ではキムチ作りの競演、体験コーナーや約200種類のキムチが展示されたほか、キムチの歴史や効能についての講演も行われ人気を呼んだ。

(2001.09.26 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ