| 関係者60余人が参加して行われた慰霊祭 |
【岩手】第2次大戦中、韓半島からの強制連行などで渡日し、岩手県内で犠牲になった同胞の霊を慰める慰霊祭が10日、岩手郡滝沢村の産業文化センター敷地内にある追悼碑前で民団と朝鮮総連の岩手県本部役員はじめ韓日の関係者60余人が参加して行われた。
同慰霊碑は96年に民団岩手県本部はじめ朝鮮総連、日本人団体など6団体が共同で建立したもので、今年で6回目の慰霊祭となった。
各団体からの参列者全員で黙祷した後、民団岩手県本部の車一雄団長が「過去の歴史を後世に伝えていかなければ」と追悼辞述べた。
県内での犠牲者は、現在確認されているだけで117人で、釜石や宮古などの寺院などに埋葬されている。
(2001.09.26 民団新聞)
|