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握手を交わす民団と総連のチーム代表 (左が民団側の金昭夫引率団長) |
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初の合同訪韓実現…本国のチームと交流試合
【済州道】ともにサッカーを愛する同胞どうし。ならば同じ故郷でサッカーを楽しもう―。
民団と総連のシニア世代のサッカーチームがこのほど済州道を訪れ、現地のチームを交えて交流試合を行った。民団と総連のサッカーチームが合同で韓国を訪れるのは初めてのこと。
済州道を訪問したのは民団の「ムグンファ・シニア」(在日本大韓蹴球協会所属)と総連の埼玉蹴球協会所属「ムジゲ」の2チームあわせて32人(引率団長=金昭夫・2002W杯在日韓国人後援会常任副会長)。12日から14日まで、済州道で地元の「70里弘報団」チームと交流した。
一行は12日夕刻、済州空港で金英沢・済州道副知事らが出迎えを受け、歓迎の花束が両チーム代表に送られた。
西帰浦市のW杯サブグランドには西帰浦市の高チャンヒョン副市長をはじめ西帰浦市2002W杯推進企画団の張炳淳団長らも駆けつけ、歓迎辞を送った。
試合後、3チームは隣接の広場でバーベキューで杯を交わしあった。ムジゲのメンバー全員が初の訪韓で、ほとんどの故郷が済州道。参加者らは「美しい自然に恵まれた済州道でサッカーができて最高」「このような企画を来年もぜひ実現してほしい」と満面の喜びよう。
また、「いつか世界中の同胞チームが母国に一堂に集う韓民族サッカー大会が実現できたら」と夢を語る参加者もいた。
民団東京本部・平和統一推進委員長でもある金引率団長は「2泊3日という短い期間であっても故郷との絆、同胞どうしの絆を深めたと思う。今回の企画を定期的に推進し、一人でも多くの同胞が故郷とふれあう場になってほしい」と期待を込めた。
(2001.10.24 民団新聞)
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