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大阪市外教発足30周年

記念集会に500人



 【大阪】大阪市外国人教育研究協議会(市外教)の発足30周年研究集会(小野尊喜会長)が19日、大阪市教育センターで民族講師、日本人教師ら教育関係者500余人が参加して開かれた。

 1972年、在日同胞の生活実態を学び、人間尊重の精神を基盤にして、研究実践に取り組む協議会として再発足した経過などに触れたあと、小野会長は「21世紀には真に多民族・多文化共生の社会を実現しなくてはならない。6月に出された『在日外国人教育基本方針』をもとに、各校・園において在日外国人教育の一層の充実化を図ってほしい」と訴えた。

 集会では、共に生き、共に学ぶ多文化共生の学園作りや、本名を呼び名のる教育などについての基調提案がなされ、子どもが綴る「仲間との出会いと感動をつないで」と題した実践内容を正本順一教諭が報告した。また、ジャーナリストの大谷昭宏さんが「21世紀共生社会をめざして」をテーマに講演した。

(2001.10.24 民団新聞)



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