【釜山】在日韓国商工会議所(洪采植会長)は23日、釜山市内のホテルで全国会長団会議を開き、ドラゴン銀行設立を支援するため、韓商をあげて出資金50億円を集めることを決めた。また、狂牛病対策として、韓信協に焼肉店などへの運転資金の融資を要望していくことも決定した。
全国会長団会議には各地の韓商会長はじめ韓昌祐名誉会長、張斗會常任顧問ら50余人が参加した。民団中央本部の金宰淑団長も参席した。
全在日同胞の金融機関として発足が急がれているドラゴン銀行に関して、12月20日を期限として50億円の出資金を募っていくことを決めた。在日同胞ための銀行を設立しなければならないとの認識から出資金募集を開始する。
一方、狂牛病に関連して多くの焼肉店で売り上げが激減し、死活問題に陥っている状況から、運転資金など金融支援対策を韓信協を通じて加盟組合に求めていくことも決めた。
(2001.10.31 民団新聞)
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