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世界文化賞

「近代絵画で新境地」李禹煥氏らが受賞会見



李禹煥氏(右端)をはじめとする受賞者
 世界の芸術・文化の発展に寄与した芸術家を顕彰する財団法人日本美術協会の第13回高松宮殿下記念世界文化賞受賞者との会見が24日、都内のホテルで行われた。

 出席者は、絵画部門、在日同胞画家の李禹煥画伯(65)、彫刻部門、マルタ・パン氏(仏)、建築部門、ジャン・ヌーヴェル氏(仏)、音楽部門、オーネット・コールマン氏(米)の4人。演劇/映像部門、アーサー・ミラー氏(米)はけがをしたインゲ・モラス夫人の看護のため、欠席した。

 李画伯は「行き詰まっている近代絵画を先にすすめる原理を見いだしたことが、受賞につながったのではないか」と述べた。

 なお、会見には、中曽根康弘氏、ウィリアム・ルアーズ氏、エドワード・ヒース氏ら6人の国際顧問も同席した。

(2001.10.31 民団新聞)



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